外壁塗装したいけどお金がない!金欠でもリフォームできる方法を解説

2021/03/17
外壁塗装

「外壁塗装をしたいけど、お金がない……」
「金銭面に不安があっても外壁塗装できる方法を知りたい」

手元にまとまったお金が用意できず、上記のように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
外壁塗装をせずに放っておくと、大規模なリフォームをおこなわなければならない可能性があります。
今回は、お得に外壁塗装する3つの方法を解説します。ぜひ参考にしてみてください。

お得に外壁塗装する方法1:助成金・補助金

住宅ローン4

お得に外壁塗装をする方法として、助成金・補助金が挙げられます。
助成金は申請人数の制限がなく、要件を満たせば誰でも受け取れます。ただし金額は低めです。一方で補助金は、審査に通った人だけがもらえるので、金額は高めに設定されています。

助成金や補助金をもらうための条件

助成金・補助金をもらうためには、各自治体の定める条件を満たす必要があります。
主な条件は、以下のとおりです。

・税金の滞納がない
・施工業者が自治体内に拠点を持っている
・指定の塗料を使用している
・申請する自治体地域に住んでいる
・住宅が建築基準法を遵守している

税金の滞納は、市民税や健康保険料の納税状況がチェックされます。家主だけでなく、世帯全員がきちんと納税しているかも見られます。
施工業者の拠点では、本店が地域内にあるかが重要です。
遮熱塗料や断熱塗料を使用する際には、自治体から指定された塗料のみを選ぶ必要があります。
「第三者機関によって性能が評価されたもの」といった項目が明記されている場合があるので、必ず確認しましょう。
実際に住宅に住み、生活しているかがチェックされます。
「2年以上」や「3年以上」など、居住期間を具体的に提示している自治体もあります。
増築によって容積率や斜線制限を超えた住宅は、助成金や補助金をもらえません。

助成金や補助金をもらうまでの流れ

助成金や補助金をもらうまでの流れは以下のとおりになります。やや複雑な工程です。
しかし、必要書類や提出期限をしっかり把握しましょう。

・申請書を入手、業者へ見積もり依頼
・申請書と必要書類を提出
・交付承認通知書の受領、工事開始
・完了報告書提出、確定通知書を受領
・請求書提出、助成金交付金の支払い

申請書は役所の窓口や自治体のホームページで入手できます。
申請時に見積書の提出を求められるので、あらかじめ業者へ見積もりを依頼しましょう。
申請時の必要書類は以下のとおりです。

・住民票の写し
・納税証明書
・平面図
・施工場所の写真
・建物に関する登記事項証明書

住民票の写しは役所の窓口や郵送、マイナンバーカードを持っている場合はコンビニでも入手できます。
納税証明書は、税務署の窓口や郵送で入手が可能です。
納税証明書を郵送で請求する際には、返信用の封筒や手数料分の定額小為替、本人確認書類の写しが必要です。
平面図と建物に関する登記事項証明書は、登記所の窓口や郵送、オンラインで入手できます。オンラインで請求すると手数料が安くなります。
施工場所の写真では、外壁塗装をおこなう部分の撮影をおこないます。申請後に施工内容を変更する場合には自治体に届け出ましょう。
工事が完了したら完了報告書を提出します。自治体が完了報告書をチェックした後、確定通知書を発送し、確定通知書が届いたら請求書を提出してください。助成金または補助金が振り込まれます。

実際にもらえる金額

助成金や補助金は、実際にいくらもらえるのでしょうか。令和2年度の助成金・補助金制度を紹介します。

外壁塗装の箇条書き1

東京都葛飾区【かつしかエコ助成金】は、省エネに関するリフォーム費用の一部を補助する制度です。特別区民税や都民税を滞納している場合のほか、すでに制度を利用した場合は申請できません。

神奈川県座間市の【住宅リフォーム補助金制度】は、地域経済の活性化と住居環境の向上を目的とした制度です。工事費が10万円以上で、市内に本店や本社のある業者がおこなう工事であることが条件となります。

埼玉県朝霞市の【個人住宅リフォーム補助金制度】は、地域経済対策の一環として工事費の一部を補助する制度です。工事費用が10万円以上で、市民税や固定資産税、その他の市の貸付金の滞納がないことが条件となります。

群馬県安中市の【住宅リフォーム補助金】は、外壁や屋根、内装、浴室、トイレ、台所などのリフォーム費用の一部を補助する制度です。市内に居住し、住所が住民基本台帳に記録されている人が対象となります。

助成金・補助金制度は、年度ごとに予算が組まれています。毎年4月からスタートするので、定期的に自治体のホームページをチェックするようにしましょう。

お得に外壁塗装する方法2:リフォームローン

足場2

リフォームローンとは、建物の修繕の費用を借りられるローンのことです。ローンを組むことで、少ない資金でリフォームをおこなえます。

リフォームローンの種類

リフォームローンには以下の3種類があります。

・有担保型
・無担保型
・一体型

有担保型は住宅ローンのように建物に抵当権を付けるタイプで、金利が低く、融資期間が長いです。
無担保型は、建物に抵当権を設定しないタイプのローンになります。審査が緩めで、手軽に融資を受けられるのが特徴です。
一体型は、住宅ローンとリフォームローンがひとつになったタイプなので、住宅ローンを返済中の方におすすめです。

リフォームローンの申し込みの流れ

リフォームローンの申し込みの流れは以下のとおりです。

・リフォーム業者への見積もり
・申し込み・仮審査
・本審査
・契約・融資実行

見積もりは、業者が現場を訪れておこないます。予算や希望するリフォーム内容を伝えておくとよいでしょう。申し込みには以下の書類の提出が求められます。

・借入申込書
・源泉徴収票または納税通知書
・見積書
・運転免許証

リフォーム業者からもらった見積書は、ローンの使い道を証明する書類なので失くさずに保管しておきましょう。年収がいくらであるか確認できるように、会社員の場合は源泉徴収票、自営業の場合は納税通知書を用意します。
仮審査ではインターネットでおこなうところが多く、早くても即日に審査結果がわかるでしょう。本審査はインターネットもしくは窓口でおこない、1週間から2週間で結果が出ます。本審査で合格したら契約手続きをおこない、リフォーム後に融資が実行されます。

リフォームローンの審査

リフォームローンの審査は無担保型と有担保型、一体型で異なります。無担保型は年収や勤続年数、カーローンやカードローンの返済遅延の有無をチェックされます。
一方で有担保型、一体型は審査項目が多く、特に注意すべき項目は以下のとおりです。

外壁塗装の箇条書き2

上記は、全国で9割以上の金融機関が審査の際に考慮している項目です。
有担保型や一体型は借入金額が多いので、年齢や年収、健康状態などチェックし、きちんとローンを返済してくれるか厳しく審査しています。
特に、健康状態に不安を抱えている方は要注意です。
有担保型や一体型は、ローンの契約者が返済中に死亡した際に返済を肩代わりしてくれる「団体信用生命保険」の加入が求められている場合が多いです。
健康状態が悪い方は加入できないので、ローンが通りにくくなります。

お得に外壁塗装する方法3:火災保険

住宅ローン3

自然災害による破損の場合、火災保険を利用し、外壁塗装できる可能性があります。
火災保険が適用されやすい事例は以下のとおりです。

・突風で物が外壁にぶつかり破損
・河川の氾濫で浸水し外壁が破損

経年劣化で生じた破損は、保険の適用外になるので注意しましょう。

火災保険が適用されるまでの流れ

火災保険が適用されるまでの流れについて、損保ジャパンを例に解説します。

外壁塗装の箇条書き3

まず保険会社に連絡し、請求書や必要書類の案内を聞きましょう。
その後、損害保険登録鑑定人が破損した外壁を確認し、自然災害で生じた損害であるかどうか調査します。
提出された書類や、損害保険登録鑑定人の調査をもとに、保険会社が審査をおこないます。
審査が通ると金額が決まり、保険金が支払われます。

保険金請求時の必要書類

保険金請求時の主な必要書類は以下のとおりです。

・保険金請求書
・戸籍謄本
・住民票
・事故報告書
・修理見積書
・建物に関する登記事項証明書
・売買契約書

戸籍謄本は全部事項証明書とも呼ばれおり、役所の窓口や郵送、コンビニで入手できます。
事故報告書には契約者の名前や住所、破損した日時や原因を記入します。
修理見積書は、修理内容を詳しく記載してもらうことが大事です。
保険会社によっては上記以外にも提出書類があるので、必ず確認しておきましょう。

火災保険の注意点

火災保険を利用する際に注意すべき点は以下のとおりです。

・申請期間内に申請すること
・費用が免責金額を下回らないこと

保険金の請求期間は、損害の発生から3年以内です。
3年という期間は保険法によって定められており、すべての保険会社で統一されています。
事故の後からでも保険金の請求が可能です。
ただし、時間が経つほど、損害保険登録鑑定人による損害状況の調査が難しくなるので、なるべく早めに請求しましょう。
免責金額は自己負担額のことで、保険契約時に決めます。リフォーム費用が免責金額を下回った場合、保険金が支払われません。免責金額がいくらなのか確認しておきましょう。

お金の問題を抱えても外壁塗装はできる

ローン4

今回は金欠でも外壁塗装ができる方法を解説しました。

・補助金・助成金は税金の滞納がない方におすすめ
・リフォームローンは3タイプから選べる
・火災保険は自然災害で破損した場合に利用できる

金銭面でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装についてさらに知りたい方は「外壁塗装の疑問を元プロがすべて解消!費用や種類から、色、助成金、DIYまで」もご覧ください。

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外壁塗装の専門家

外壁塗装の専門家

塗装技能士の国家資格を持ち、老舗の塗装会社で職人をしていた元プロが監修しているサイトです

高度な技術を学ぶ訓練校にも通い、専門書籍を数多く読んでいます

外壁塗装や防水の実務経験者のほか、宅建資格所持者といった有資格者などが記事を書いており、信頼性が高い情報発信サイトを目指しています