【初心者向け】住宅ローンとリフォームローンの違いやメリット、選び方を解説!

2020/10/20
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「リフォームするときに住宅ローンは利用できるの?」

「住宅ローンとリフォームローンどちらがお得なのか知りたい」

こういった疑問を抱えている人が多いのではないでしょうか。同じリフォームでも利用するローンによって返済金額が大きく異なります。

この記事では以下の項目について解説します。

  • 住宅ローンとリフォームローンの金利や審査内容の違い
  • 住宅ローンとリフォームローンのメリット・デメリット
  • リフォームするときのローンの選び方

上記をしっかり把握して、賢いローン選びをしましょう。

住宅ローンとリフォームローンの違い

リフォームするときに利用できるローンとして、住宅ローンとリフォームローンがあります。2つのローンについて詳しく説明します。

住宅ローンとは

自宅の購入の際に利用する住宅ローンですが、リフォームの費用の借り入れ先としても利用できます。

主に「一体型住宅ローン」という名前で販売されており、住宅の購入費用にリフォーム費用が加わった商品です。

ただしローン返済中の場合、新規のローン契約ができません。利用するには既存の住宅ローンから借り換える必要があります。

リフォームローンとは

その名の通りリフォーム専用ローンです。ローン返済中の場合は、新たにリフォームローンを掛け持ちすることになります。

特徴は「担保型」の他に「無担保型」が選べることです。無担保型の場合、保証人を立てたり、建物に抵当権を設定したりする必要がありません。

リフォームローンの方法として「公的融資」と「民間融資」があります。融資先によって特徴はさまざまです。

【民間融資】

  • 銀行ローン
  • ノンバンク

【公的融資】

  • 財形住宅融資
  • 自治体融資

民間融資は主に2つ。金融機関から借り入れができる「銀行ローン」や、比較的手続きが簡単な「ノンバンク」があります。

公的融資で代表的なものは「財形住宅融資」。1年以上の財形貯蓄を続けて、50万円以上の残高がある人が対象です。

リフォーム用の融資制度が利用できる地方公共団体の「自治体融資」もあります。

リフォームローンを利用するメリット・デメリット

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リフォームローンを利用するメリットとデメリットを紹介します。

メリットとデメリットを把握すれば自分にローンが向いているかどうかを判断しやすくなるでしょう。

リフォームローンを利用するメリット

リフォームローンのメリットは以下の3つです。

  • 審査が通りやすい
  • 審査期間が短い 
  • 諸費用が少額で済む

主な審査項目は年収や勤続年数です。またその他のローンやクレジットカードの返済遅延がないかどうかもチェックされます。人的担保や物的担保がないので、住宅ローンより審査が緩いといわれています。

審査にかかる期間は1〜2週間。金融機関によってはもっと早く審査結果が出るところもあります。リフォームローンでは担保評価がないので手続きが比較的スムーズです。

リフォームローンの手続きにかかる諸費用が少額で済むこともポイントです。なかには諸費用が不要なローンもあり手軽に申し込めます。

リフォームローンを利用するデメリット

リフォームローンのデメリットは以下の3つです。

  • 借入金額が少ない
  • 返済期間が短い
  • 金利が割高

借入金額が少ないので、大規模のリフォーム費用をまかないきれない場合があります。借入期間が5〜15年と短いので、月々の返済額が高くなります。

金利は2.5〜5.0%と住宅ローンより高く、1%上がっただけで返済総額が数十万円も跳ね上がります。申し込む際に金利はしっかり確認しましょう。

住宅ローンを利用するメリット・デメリット

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リフォームローンの次は、住宅ローンを利用するメリットとデメリットも解説します。

リフォームローンと住宅ローンのどちらが自分に適しているか判断する際の参考にしてみましょう。

住宅ローンを利用するメリット

住宅ローンを利用するメリットは以下の4つです。

  • 借入金が多い 
  • 返済期間が長い 
  • 金利が低い   
  • 住宅ローン控除の対象である

住宅ローンは最高1億円まで融資が可能で、規模の大きいリフォームに対応できます。

また、借入期間が最長35年とリフォームローンより長く、毎月の返済金額を抑えられます。

金利が低いのも特徴です。

住宅ローン控除とは入居した年から10年間、住宅ローンの年末残高の1%が所得税から戻ってくる制度です。

住宅ローンと併用してリフォームローンを借りる場合は、控除が住宅ローン分しか適用されません。一体型住宅ローンを利用すると全額が控除の範囲となりお得です。

控除の対象は所得3,000万円以下で、ローンの返済期間が残り10年以上ある人。なお住宅ローン控除の適用を受けるには確定申告の手続きが必要なので忘れずに行いましょう。

住宅ローンを利用するデメリット

借入金額の多さや金利の安さが魅力的な住宅ローンですが、デメリットもあります。

  • 審査が厳しい
  • 審査期間が長い 
  • 諸費用がかかる

10年ほど経つと建物の資産価格は半分に下がるといわれています。

担保評価が低く抑えられてしまい、リフォーム費用の全額分が融資されないこともあります。必ずしも希望の金額が借りられるとは限りません。

また住宅ローンの場合、団体信用生命保険の加入が求められます。団体信用生命保険とは、ローンの債務者が死亡といった万が一の事態になった場合に保険金で債務を支払ってくれる保険です。持病がある人は入れません。

また住宅ローンに借り換える場合、諸費用がかかります。主な諸費用は以下の通りです。

  • 事務手数料
  • 保証料
  • 団体信用生命保険料
  • 火災保険料
  • 印紙税
  • 抵当権抹消・設定費用

諸費用は金融機関によって異なりますが、安くて30万円、高くて90万円かかると考えておきましょう。なかには事務手数料が安く諸費用の負担が少ない住宅ローンもあります。

住宅ローンとリフォームローンどっちが最適?

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金利が低い住宅ローンと審査が緩いリフォームローン、どちらを利用すればよいのでしょうか。具体例を元にシミュレーションしてみました。

【新築13年目の自宅をリフォームしようと検討中の例】

現在の住宅ローンの内訳

  • 借入金額3,000万円
  • 借入期間35年
  • 金利1.5%
  • 返済方法は元利均等
  • 月の支払が87,510円
  • ローン残高は2,424万円

以上の具体例をもとに、住宅ローンとリフォームローンのどちらがよいのか検証しました。

大規模なリフォームをする場合には住宅ローンを使うのがおすすめ

リフォーム費用が1,000万円の場合を考えてみましょう。無担保型のリフォームローンを利用した場合と、住宅ローンを利用した場合を比較します。

ボーナス払いはなし。総額は端数を切り捨てています。またリフォームローンは諸費用が不要のものです。あくまで目安なので実際の金額とは異なる場合があります。

リフォーム費用を組み込んだ住宅ローン一体型に借り換えた場合、月の返済額が139,977円になります。

一方、借入期間15年で金利4.5%のリフォームローンを使用した場合、月の返済額が76,499円。既存の住宅ローンと合わせると168,354円まで膨れ上がります。

総額は一体型住宅ローンが3,745万円、リフォームローンが3,800万円となります。一体型住宅ローンの方が55万円安いという結果になります。またローン控除の適用を受けた場合にはさらに安くなるでしょう。

大規模なリフォームの場合、一体型住宅ローンの方が返済額を安く抑えられます。

小規模なリフォームをする場合にはリフォームローンを使うのがおすすめ

今度はリフォーム費用が200万円の場合を考えてみましょう。

無担保型のリフォームローンを利用した場合と、一体型住宅ローンを利用した場合を比較します。

ボーナス払いはなし。総額は端数を切り捨てています。またリフォームローンは諸費用が不要のものです。あくまで目安なので実際の金額とは異なる場合があります。

リフォームローンを利用した場合は毎月返済額が15,229円。既存の住宅ローンと合わせて107,154円となります。一方で一体型住宅ローンに借り換えた場合、毎月返済額が107,272円です。

毎月返済額だけを見ると差額は数百円ですが、一体型住宅ローンに借り換える際には諸費用がかかります。諸費用を合わせると一体型住宅ローンの総額は2,871万円。リフォームローンの総額よりも172万円高くなってしまいます。

小規模のリフォームを行う場合には、リフォームローンを利用した方が安く済むのです。

ローンを選ぶときの注意点

ローンによっては、以下の条件が記載されている場合があります。

  • リフォーム業者やリフォーム工事内容の指定がある
  • リフォームについての見積書が必要である
  • 融資実行日が指定されている

条件を確認せずに利用しようとすると、ローンが借りられない場合があります。ローンを選ぶときは以上の項目に該当するかどうか確認しましょう。

まとめ:ローンの選び方はリフォームの規模で変わる!

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今回は住宅ローンとリフォームローンの違いやメリット、選び方について紹介しました。

  • リフォームローンは審査が早く、小規模なリフォームにおすすめ
  • 住宅ローンは金利が低く、大規模なリフォームにおすすめ

2つのローンの特徴をしっかり理解し、返済金額を抑えましょう。

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外壁塗装の専門家

外壁塗装の専門家

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